野菜も文章も

2020/01/21 05:35



農薬野菜や有機野菜の宅配を検討するために、ネットで検索してみると

・大手宅配サービス業者(オイシックス、らでぃっしゅぼーやなど)
・中規模の宅配サービス業者(九州ではピュアリ、寿山、はたちょく九州など)
・小さな個人経営の農家

など、購入先は様々あります。

その中で、生産者の情報や生産者の紹介ページを見てみると

「自然栽培○○年」
「有機農法で栽培しています」
「減農薬で栽培しています」

といったように、農法について書かれていることが多いです。

とはいえ、その栽培方法を実践するのは「人」です。
つまり、農産物は

「農法 × 人」 ⇒ 農産物

農法よりも人で選んでみては?という内容です。
野菜の宅配を検討する上で、少しでも役立てば幸いです。

慣行農法と有機農法、自然農法


農産物の栽培方法を大きく分けると
・慣行農法
・有機農法
・自然農法
の3つに大きく分けられます。

この3つは平たく説明すると、
慣行農法は一般的な栽培方法で、日本では約99%を占める農法。
農薬や化学肥料を使って栽培します。

有機農法は基本的に農薬や化学肥料を使わずに有機肥料で栽培する方法。
日本国内では1%に満たない栽培方法です。

自然農法は農薬や肥料を使わずに、栽培する方法。
最近では"奇跡のリンゴ"で知られる木村秋則さんが実践されている栽培方法です。
栽培の割合としては有機農法よりも少なく、スーパーで見かけないのも納得。

さらに自然農法を流派で分けると
・岡田茂吉
・福岡正信
・川口由一
・木村秋則
など他にもいらっしゃいますが省略します。

その他の農法は
・バイオダイナミック農法
・炭素循環農法
・アートテン技術農業
など。

農法と一口にいってもそれは様々です。

次に、この農法を使用する農家について考えるとどうでしょう。

農産物は”農法×農家”の数だけある


栽培は、様々な農法から、様々な人へと枝分かれしていきます。
皆より良い農産物を作ろうという目標は同じですが、肥料一つとっても
・タイミング
・量
・種類

など、各農家によって変わってきますし、同じ有機野菜を作るとしても
・宮崎で有機栽培をする農家
・福岡で有機栽培をする農家
・熊本で有機栽培をする農家

では、気象条件、土地の土壌などが変わってきますから違いが出てきて当然です。

その他、品種選びなどの農家の考え方も含まれます。

農法 ×人(考え方 & 野菜の品種選定 & 肥料選定 & 栽培管理) ⇒ 農産物

つまり、「農産物は各農法×各農家の枝分かれの最終結果」で、
農産物には農法よりも農家の方が大きく寄与しています。

もちろん、有機栽培や無農薬で野菜を栽培するという大枠は同じですが、
それは結果として同じ野菜ではないんです。

まとめ


一口に無農薬野菜、有機野菜といっても、各農家が作るものは少しづつ違ってきます。

農産物=”農法×農家”で考えると数が多くて、ちょっと疲れてしまいそうですが
選ぶときの答えは簡単です。

”自分に合ってるかどうか”
”この人なら信頼できて、家族専属の農家になってもらえる”

ということだと思います。

有機野菜や無農薬野菜という大枠だけでなく
農家にも注目して検討してみてはいかがでしょうか。

それぞれの個性があって面白いかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。